グレイ「義父上は何故
そんな仮面をしているの?」
カマ神官「目立ちたくないからだ」
グレイ「・・・・・・」
むこうの方から光が見えた。
今まで、この身体にあって、太陽の光を浴びていても、ずっと厚い闇の帳に幾重にもくるまれていた。
体は地上にあっても心は煉獄につながれたままだ。
だが、今、それを断ち切るように差し込んだ一条の光。
まるで、糸のように細い。
力を入れたら引きちぎれてしまいそうだ。
でも、それでも、一縷の望みを託して、その糸を手繰り寄せようと、手をのばした。
その瞬間に糸は帯となり、ついには今まで覆っていた闇に変わって、彼女を包み込んだ。
そして、その光源から現れたのは光よりも強い存在。
彼女が求めて、繋ぎとめていた大切なもの。
「さあ、行こう」
その人は手を差し伸べる。
触れたら、消えてしまうのかもしれない。でも、求めるものを目の前にして、抗えるものがいるだろうか?
その手に自分の手をかさねた。
光ではなく、確かな存在。
「私はもう君を置いていったりはしないよ。」
彼はそう言って、彼女を抱きとめた。
その時、アルドラは千年の牢獄から解き放たれた事を知った。
逆効果だってば
サンタのコスプレ
エロール「一体どうしたのですか?
ついに気でも触れましたか?」
デス「クリスマスなので、
色を反転させてみたのだ。
これでサンタらしく見えるであろう?」
エロール「みえません。
ユリウスさん、なんで貴方まで・・・」
ユリウス「子供を喜ばせるのは私の役割です。
それに、もともと普段の服も赤いので、
あまり違和感はないと思いますが」
エロール「あります。
シェリル、あなたからも何か言って下さいよ」
シェリル「・・・・お兄様だけはマトモだと信じていたのに。
というか貴方こそさりげなく紅いじゃない」
エロール「私はそういうキャラだからいいのです」
シェリル「貴方方を見ていると悲しくなるわ・・・」
エロール「やあサル。お元気ですか?」
サルーイン「なんだよ、気安く呼ぶんじゃねえよ、
このエロ」
エロール「じゃあ、おサルさん」
サルーイン「余計にムカツクわ!このエロ親父!」
エロール「人を中傷するような呼び方は
感心できませんよ。おサルさん?」
サルーイン「ディステニーストーンを
全部女にくれてやるなど、エロ親父としか
言えねえじゃねえか?」
エロール「ウェイ・クビンさんは女でしたか、
そうですか・・・」
上の続き
サルーイン「ええーい!黙れ黙れ!人の揚げ足とるな!
ンな事はどうでもいい。
オレ様は兎に角お前が大嫌いなんだよ!」
エロール「逆切れかっこ悪いですよ?
裸ネクタイのおサルさん?」
サルーイン「じゃかしい!
いい加減黙らないと剣の雨降らすぞ!
このエロ!」
エロール「では私はギャラクシィでお見舞いしますよ。
このサル」
デス「貴様ら、私の仕事を増やすつもりか!
いい加減にしろ。」
エロ・サル「煩い!!」
デス「・・・・・開門」
ユリウスの六法全書による打撃攻撃
ユリウス「いい加減にしなされ。
巻き込まれる人間達の身になってください。
この三馬鹿兄弟!!」
沈没する3者
シェラハ「はぁ・・困った愚兄達だ・・」